ユタ州ソルトレイクシティの名物料理、有名な食べ物、ご当地グルメ、名産品を紹介します!元ユタ州在住の私がローカルの人から見たり聞いたり&自分で試してみたフードやお店なども。ユタ旅行で食べたいものを探している方は要チェック!
アメリカ・ユタ州の名産品(食べ物)
1年の半分ほど寒い日が続くユタ州では、あまり食物が育たないこともあり、あまりたくさんはありません…。
ユタ・ハニー(はちみつ)
ユタ州では、養蜂が盛んなため、お土産やさんではハチミツをよく見かけます🍯ユタ州の別名は「Beehive State」🐝
しかし、もともと蜂が多く生息していたわけではないそうです。モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)の開拓者たちが移動してきたときに、蜂蜜以外には甘味料があまりないことがわかり、アメリカ東部からヨーロッパ・ミツバチを輸入したそう。
お土産やさんではなく、スーパーやローカルのファーマーズマーケットで買うほうが安いので、もしチャンスがあればそちらもチェックするのがおすすめ♪
スティック状のものから大小の瓶など、様々な大きさがあります。瓶入りだと荷物になる&割れる可能性があるので、要注意です。
グレートソルト湖などで作られる塩
グレートソルト湖をはじめ、他にも塩分を含む湖が多いユタ州。グレートソルト湖だけでも年間200万トンの塩が生産されているそう。
ユタ地質調査所のユタ鉱業2021年版(The Utah Geological Survey Utah Mining 2021 publication reports)によると、2021年の塩の生産量は約330万トン、生産額は2億ドルと推定されているそうです。
フライソース:ユタ州発祥の有名な食べ物
料理とはいえないのですが、ユタ州発祥の名物のひとつ「フライソース」。
フライソースとは、フレンチフライ=フライドポテトにつけて食べるソースのことです。レシピは店舗ごとに異なるそうですが、イメージとしては、トマト(ケチャップ)とマヨネーズを混ぜた味で、細かく刻んだピクルスが入っています。
お店によって味が異なるので、お気に入りのお店がある人もいます。
ユタにきてからいろいろなところでフライソースを試しましたが、私のおすすめはフライソース発祥のお店、アークティックサークルです!(下記参照)
アークティックサークル:ユタ発祥レストラン
フライソースを作ったお店です。白身魚のフライや、種類豊富なシェイクもおいしいのでおすすめです♪
ユタ・スコーン:名物料理・ご当地グルメ
スコーンというと、ある程度高さのある、丸や三角のスコーンを思い浮かべる人が多いかと思いますが、ユタのスコーンは丸くて平べったいです。平べったいスコーンは、ネイティブアメリカンが作っていたものだそうで、アメリカ南西部で食べられていたスコーンを宣教師がユタに持ち込んだと言われています。
そのため、アメリカの違うエリアでも平べったいスコーン自体はたべられているのですが、ユタスコーンは、蜂蜜バター(ハニーバター)と粉砂糖で甘いのが特徴だそう🧈🍯
ローカルレストランの朝ごはん、ブレックファストメニューで見かけます✌
ユタ・ローカルレストラン:Sill’s Cafe
私が行ったのはソルトレイクシティから車で北上したところにあるローカルレストラン♪
パストラミバーガー:クラウンバーガーの人気メニュー
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1978年にオープンしたクラウンバーガーというレストランの看板メニューである「クラウンバーガー」または「パストラミバーガー」と呼ばれているそう🍔簡単にいうと、チーズバーガーにパストラミを挟んだもので、
- ゴマのバンズ
- クォーターパウンドのハンバーガーパティ
- サウザンアイランドドレッシング
- レタス
- トマト
- オニオン
- チーズ
- パストラミ
となっているそう。ニューヨークタイムズにも掲載されたことがあり、認知度もわりと高いようです。
クラウンバーガーは、Best Burger in Utah(ユタで最高のハンバーガー)に2011年に選ばれています👑
クラウンバーガー:ソルトレイクの人気ハンバーガーショップ
アップルビール(Apple Beer):ユタ州らしいノンアルコール飲料
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1964年以降、家族経営されてきた会社が作っている、アップルビールはノンアルコールの炭酸飲料です。他にも、「ジンジャービア」、「バタースコッチビア」、ユタでよく飲まれている「ルートビア」など、さまざまなクラフトソーダをつくっているそうです🍺
「the best of state medal for the best beverage made in Utah」、 ユタ州で作られた最高の飲料に与えられる州最高メダルを12年連続で受賞👑2020年には「Best of State Statue For The Best Product in Utah」、ユタ州最高の製品として州最高賞を受賞したそうです👑
スーパーなどでも購入できるので、スーパーへ行く方でクラフトソーダに興味がある方は要チェック💡
フューネラルポテト:ユタ州の家庭料理、ご当地グルメ
薄く切ったじゃがいもと缶詰のスープをいれて、チーズをかけ、上に細かく砕いたコーンフレークをトッピングしてオーブンで焼いたポテト料理です。ポテトグラタンに近いかなと思います。
じゃがいもの部分はスープとチーズでクリーミーに仕上がっていて、表面のコーンフレークのザクザク感がおいしいです🥔🧀
モルモン教の女性が、葬儀=フューネラルのあとに差し入れとして持っていくことが由来でこの名前がついたそうです。こちらは私はレストランでは見かけたことがなく、家庭料理の印象です。レストランで見かけたらまた更新します。
グリーン・ジェロー(Green Jell-o):緑色のゼリー
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ユタでは、パーティやポットラック(持ち寄りパーティ)などでジェロー(ゼリー)をよく見かけます。特に緑色のジェローが良く食べられているそうです。
ユタ州公式スナック(Official State Snack)
2001年、ソルトレイクシティ冬季オリンピックを控え、議員らはジェローを、「Official State Snack」=ユタ州公式スナックにする法案を起草しました。 ユタ州では他のどの州よりも一人当たりのジェローの消費量が多いそう。
グリーン・ジェロー・サラダ(モルモンゼリーサラダ)
ここでも、モルモン教とのつながりがあるのですが、グリーンゼリーサラダは、別名モルモンゼリーサラダと呼ばれていて、募金活動や家族の集まりなどによく登場します。
私が前にディナーによんでいただいた際は、グリーン・ジェローの上にマシュマロがトッピングされていました!ジェロー自体が甘いので、マシュマロでさらに甘くかんじました。
日本のゼリーはツルっとしていますが、ジェロ―はあまりツルっとはしていません。
スーパーマーケットなどで、ジェロ―の素を購入できるので、ちょっと変わったおみやげを買いたい人にはおすすめです。(ちなみにユタ以外でも買えます…!)
ユタ州やソルトレイクシティ旅行の際は、ユタ州発祥グルメ、有名な食べ物、名物料理にぜひトライしてみてください♪