ロサンゼルスで撮影された、1990年公開のプリティ・ウーマン(原題:Pretty Woman)のロケ地を地図付きでまとめました😊ロサンゼルス旅行中にロケ地巡りをしたい方の参考になれば幸いです♪有名なセリフや名言も。
LAで撮影された人気映画:プリティ・ウーマン
登場人物
ニューヨークのビジネスマンで、仕事の都合でロサンゼルスにきているエドワード・ルイス(リチャード・ギア)と、ヴィヴィアン・ウォード(ジュリア・ロバーツ)の物語。
ヴィヴィアンのお友達のキット(ローラ・サン・ジャコモ)も度々登場します。
個人的には、ホテルのマネージャーであるバーニー(ヘクター・エリゾンド)が、ヴィヴィアンに対しての対応が変わっていく様子がとても好きです💓
撮影ロケ地
英語の記事や、公式サイトなどからリサーチして得た情報をもとに、まとめています。
プリティ・ウーマンのロケ撮影地:LAの観光名所
ヴィヴィアンとエドワードが出会った場所:The Hollywood Walk of Fame
ヴィヴィアンとキットが”仕事”のために立っていた場所は、「The Hollywood Walk of Fame(ザ・ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム)」。刻まれたスターで縄張りを分けているシーンがありました。
そこにエドワードが車で登場し、ヴィヴィアンとエドワードが出会います🚗私には、車に詳しいヴィヴィアンがとってもセクシーにみえました😊
ザ・ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームはロサンゼルスの観光スポットとしてもとても有名✨誰かのスターが刻まれるたびにニュースになったりするので、見覚えがある方も多いと思います。
ヴィヴィアンのアパートメント:Las Palmas Hotel
ヴィヴィアンが住まわせてもらっている、キットのアパートメントは、実際には「Las Palmas Hotel」という名前のホテルです。最後のシーンでも登場しますね💓有名な階段は、現在もそのまま
宿泊していたホテル:Beverly Wilshire Four Seasons Hotel
撮影時は、「Beverly Wilshire Hotel(ビバリー・ウィルシャー・ホテル)」でしたが、リノベーション後に、「The Regent Beverly Wiltshire(ザ・リージェント・ビバリー・ウィルシャー)」に改名され、いまは「ビバリー・ウィルシャー・フォーシーズンズ・ホテル」になりました。
多くの記事には、このホテルですべてのホテルシーンの撮影が行われたかのように書かれているけれど、このホテルで撮影されたのは外観だけだそう。(参考:Los Angeles Magazine)
このホテルには、ジョンレノンやエルヴィスプレスリーも泊まったことがあるそう。
ショッピングシーン:ロデオドライブ
ヴィヴィアンがひとりで買い物へ行ったり、のちにエドワードとも訪れるのは、ロサンゼルスで有名なショッピングエリア、「ロデオ・ドライブ」。ハイブランドや高級セレクトショップなどが立ち並んでいて、セレブもよく訪れる場所。
ヴィヴィアンがいつも通りの私服でブティックを訪れて、店員さんに軽蔑され追い出されてしまうシーンもロデオドライブにあるブティックで撮影されました。
ロビーラウンジ:Ambassador Hotel
ホテルのマネージャーであるバーニーが、ヴィヴィアンにマナーを教えるシーンは、アンバサダーホテルのボールルーム。2015年、学校のために取り壊されました。
📍3400 Wilshire Boulevard, Los Angeles, CA 90010
ポロのシーン:The Los Angeles Equestrian Center
エドワードとヴィヴィアンが観に行ったポロのシーンが撮影されたのは、ロサンゼルス・イクエストリアン・センター。
※写真はイメージです
高級レストラン、Cicada(元、The Voltaire)
エドワードが初めてヴィヴィアンをビジネスディナーでレストランに連れて行ったシーン。テーブルマナーがわからず困惑し、エスカルゴを飛ばしてしまったりと…一生懸命なヴィヴィアンを見つめるエドワードの目が優しくて素敵✨
撮影時は、「The Voltaire」というレストランでした。いまはダウンタウンにあり、「Cicada(シカダ)」というレストランになっています。アールデコ調のおしゃれな内装も引き継がれています。
このレストランは、他の映画やドラマでも使われていて、公式サイトの「Media」ページに掲載されています。
エドワードのオフィスビル:Bank of America Financial Center
エドワードのオフィスとして、使われた外観はこちらのビル、バンク・オブ・アメリカ・ファイナンシャルセンター。
オペラのロビー:Los Angeles Natural History Museum
エドワードがヴィヴィアンを飛行機に乗せ、サンフランシスコへオペラデートに行きましたが、そのロビーのシーンはロサンゼルス自然史博物館。
オペラの外観:Pittsburgh’s Carnegie Music Hall
オペラのシーンの外観は、なんと東海岸の「ピッツバーグ・カーネギー・ミュージック・ホール」。舞台が西海岸なので、まさか東海岸のペンシルベニアだとは思わなかったためびっくりしました。もともとはサンフランシスコの建物を利用する予定だったそうですが、第二候補のピッツバーグカーネギーミュージックホールになったそうです。
グランド・パーク:休日をたのしむピクニックシーン
ヴィヴィアンが「スナップドッグしよう」と言い始め、ホットドッグを買って、公園でピクニックをするシーン。とてもリラックスした表情でたのしむふたりがかわいい💗
カジュアルレストラン、Barb’s Quickie Grill(閉店)
エドワードがお休みを取った日の最後に行ったレストランは、Barb’s Quickie Grill。1999年に閉店してしまいました。
📍7006 Santa Monica Boulevard, Los Angeles, CA 90038
プールシーン:W Los Angeles Westwood Beverly Hills
キットとヴィヴィアンがプールサイドでおしゃべりしているシーンは、W Los Angeles Westwood Beverly Hills で撮影されたそうです。
LAが舞台の映画、プリティ・ウーマン
名言・有名なセリフ
さまざまなセリフが登場しますが、ここでは字幕の和訳ではなく、英語のセリフを私なりに訳して書いていきたいとおもいます。
I would have stayed for two thousand.(2000ドルでも泊まったよ)
エドワードと一晩の価格を交渉したヴィヴィアン。ヴィヴィアンは4000ドルといい、エドワードは2000ドルといい、最終的に3000ドルに決まりましたが、そのあとに、ヴィヴィアンが発した言葉。
それに対して、エドワードが「4000ドルでも払ったよ」と返します😆
Big mistake. Big! Huge!(大きな間違いよ。大きな!巨大なね!)
最初にブティックに訪れた際に相手にしてもらえず追い出されてしまったヴィヴィアンが、洗練された格好でお店に戻り放った言葉。スカッとしますね🌞
People put you down enough you start to believe it.(あなたがそれを信じ始めるには十分なほど、人はあなたをおとしめる)
エドワードがヴィヴィアンに彼女のポテンシャルを生かすように話したときに、ヴィヴィアンが言ったセリフ。切ないけど、現実味のある言葉。
She rescues him right back.(彼女は彼をすぐに助け返す)
小さい頃に、塔に閉じ込められたプリンセスをナイト(騎士)が助けにくることを夢見ていたヴィヴィアン。そんな彼女をむかえにきたエドワードが「彼が彼女を助けたあとはどうなるの?」と聞いたときのヴィヴィアンの返答がこちら。(※日本語字幕版では、「もう離れない」などと訳されているものもあるようです。)
一見、大富豪であるリチャードがお金に困っている女の子=ヴィヴィアンを助ける物語にみえますが、ヴィヴィアンもリチャードにビジネス以外の世界や、リチャードが知らなかった世界を見せ、別の意味で彼を助けています。助けてもらうだけではないのが、かっこいい✨
裏話
インターネット上では、いろいろな「ミス」が指摘されていて、お札の数が合わないなどの意見をよく見かけます。次みるときは、一時停止して数えてみようかなと思います(笑)
有名な観光地や人気スポットでも撮影された「プリティ・ウーマン」。ロサンゼルス観光の際、ロケ地に行きたい方の参考になれば幸いです♪