宮島観光モデルコース：2〜3時間・半日・1日、滞在時間別の楽しみ方

宮島口からのフェリーでも、広島港からのフェリーでも、フェリーターミナルに到着します。ターミナルには、お手洗いや売店もあるので、必要な方は済ませておくとよいとおもいます。

ターミナルから右方向へ歩いていくと、大きな石鳥居があります。（このとき、海沿いを歩くか、商店街を歩くか、どちらをあるいても石鳥居へたどり着きます！）

明治時代に建てられたようで、ずっしりと静かに佇んでいる印象を受けました。

大鳥居をくぐってすすむと、御笠浜にたどり着きます。大鳥居に近い陸地でもある御笠浜は、大鳥居を鑑賞できるとても良いスポット。

潮がひいていれば、歩いて鳥居までいくこともできます

厳島神社への参拝は、入場料を支払って、境内に入ることができます。大鳥居だけでも十分美しいですが、国宝や重要文化財がたくさんありますし、回廊は息を呑む美しさ。水位がある間に訪れるのがおすすめ。

境内は、高潮対策で隙間をあけた設計になっているため、隙間に注意しながら歩きましょう。とくにハイヒールなどは要注意。

西松原には、いくつか座れる場所もあるので、大鳥居と厳島神社をのんびり眺めて少し静かに過ごせます。御笠浜や厳島神社での人混みに疲れたら、西松原で少し休憩するのがおすすめ。シカさんが遊びに来るかも🦌

大願寺は、明治維新の神仏分離までは、厳島神社の修繕等も行っていたそう。

また、大願寺には、日本三大弁財天のひとつである、厳島弁財天も祀られていて、6月17日に大祭が行われます。

日本三大弁財天：厳島（広島）、江ノ島弁財天（神奈川）、竹生島（滋賀）

厳島で最古のお寺、大聖院（だいしょういん）。大願寺から小道に入って行き、小川の横を通っていきます。

大聖院へ行く途中、通り道である「ふじたや」さんで記名しておくのがおすすめ！

この道も、とても静かで自然に触れられて、とても癒されました🌿とても厳かな仁王門をくぐり、階段を登っていきます。足元が悪い日は、すべったりする可能性もあるので要注意。

大聖院はとてもひろいので、ゆっくりと時間をとって、まわるのがおすすめです。

個人的には、「満福堂」がとても好きでした。恵比須・大黒天・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋尊の七体が祀られており、宮島七福神とも呼ばれているそうです。

お地蔵さんに帽子がかぶせてあって、とても大事にされている様子がなんだか心温まりました。

ミシュランひとつ星に選ばれている名店で、大人気の「ふじたや」さん。行列必須ですが、早めに記名しておけば、開店と同時に入れるとおもいます。激選されたあなごを使ったあなご飯は、ふっくらしていて、くどくなく、おいしくいただきました♪

ふじたやさんでは、注文後に調理を始めるので、提供されるまでに時間があります。その間に、午後の予定を確認するのもおすすめです。

厳島神社の五重塔は、少し高台にあります。厳島神社の境内からは直接行くことはできません。五重塔は高台になっているので、景色がきれいです✨

すぐ近くにある、龍髯の松（りゅうぜんのまつ）は、みればみるほどおもしろい伸び方をしています。丁寧にお手入れされています。

以前は、「本町筋」とよばれていた町屋通り。

宮島表参道商店街よりは人通りも少ないので、少し静かな通りを歩きながら、街並みを楽しめます。歩道がせまいのですが、車も通るので、車に気をつけて歩きました。

町屋通りからみる、五重塔もきれいです✨

宮島表参道商店街には、たくさんの飲食店やお土産屋さんがあります。

小腹が空いていたら広島名物の牡蠣をたべたり、おやつにもみじ饅頭の食べ比べをしたり、おみやげをさがしたり、楽しみ方はいろいろです。

フェリーターミナルを出て左にすすんでいくと、長濱神社があります。こちらは、厳島神社と比べると境内も小さく、人も少ないです。ビーチからすぐのところにある長濱神社は、砂浜にも鳥居が建っています。

既述ですが、帰路もいくつか方法があるので、後ろのご都合に合わせて決めると良いとおもいます。もし、宮島口に行くのであれば、元祖もみじ饅頭の高津堂さんがおすすめです🍁

元祖もみぢ饅頭 高津堂

フェリーターミナルから歩いて10分弱。高津堂さんのもみぢ饅頭は、生地がもちもちしています💓