サンディエゴ、オーシャンサイドにある歴史あるミッション・サン・ルイス教会へ行ってきました。ミュージアム(入場料)、お土産ショップ、ガーデン、所要時間、駐車場情報など観光で訪れる際に役立つ情報をシェアします。
ミッション・サン・ルイス・レイ・デ・フランシア
サンディエゴ郡オーシャンサイド市にある、ミッション・サン・ルイス・レイ・デ・フランシアは、小高い丘の上にあり、青空に映える白い教会とサボテン&パームツリーが美しいです。カリフォルニアに21つある”ミッション”といわれる教会のひとつで、スペイン・カトリック教会の宣教活動のために建てられました。
正式名称は、「デ・フランシア」と最後についていますが、これは宣教師のひとりの名前、フランシアさんからきているそうです。一般的には、「ミッション・サン・ルイス・レイ」と呼ばれています。
ミッション・サン・ルイス・レイの歴史
1798年に建立された教会
ミッション・サン・ルイス・レイの歴史は古く、アメリカ合衆国の建国前に建てられた貴重な建築物です。スペインの宣教師がきて、1798年に建てられました。ネイティブアメリカンが住んでいた場所から、スペイン占領地、メキシコ領、そしてアメリカとなった歴史を学ぶことができます。
ミッション・サン・ルイスの変遷
ネイティブアメリカン時代
スペインが占領するまでは、ルイセーニョ・インディアンズ(ルイセーニョ族)が生活していました。石をつかってすりつぶしたり叩いたりする道具をつくり、草などをつかってバスケットを作り食べ物を集めたり準備したりしていたそうです。
スペイン宣教師と植民地化
スペインは植民地化することをきめ、先住民族にはスペインのために生産的な市民になるようスキルを教えたそうです。そして、ブドウ、オレンジ、オリーブ、小麦、とうもろこしなどを生産していました。
メキシコ領:アルタ・カリフォルニア
1821年、メキシコがスペインから独立を勝ち取り、世俗化(宗教からの分離)が法律で決まりました。しかし、もともとこの地で暮らしていた先住民のルイセーニョ族はほとんど何も得ることができませんでした。
アメリカ軍
1847〜1857年は、米兵の作戦基地として利用されました。1850年に、カリフォルニアは米国の一部となりました。その際に、カリフォルニアのカトリック司教は米国政府にミッションズの返還を請願。 1865年、エイブラハムリンカーンによって、ミッションサンルイスレイはカトリック教会に返還されました。
サン・ルイス・レイ・デ・フランシアの見どころ
詳細は下記に書いていきますが、先に見どころポイントを簡単に書きます。
- 建物の造り(教会の渡り廊下、ミュージアム、礼拝堂など)
- 先住民、ルイセーニョ族の暮らし(ミュージアム内)
- リンカーンの直筆サイン(ミュージアム内)
- カリフォルニアで一番古いペッパーツリー(ガーデン)
建物の造り
建物の中に入り見上げると、とても不思議な形をした木材が見えます。これは、建設時に、使ったツールの名残です。とても小さな刃で形を整えたことが見受けられます。
サン・ルイス・レイ・ミュージアム
入場料$8(2022年5月現在)を払うと、中のミュージアムに入ることができます。カード払い可能。カリフォルニアのミュージアムにしては安くてびっくりしましたが、そんなに大きいミュージアムではありません。
上記で説明したような歴史に沿って展示がされています。
ネイティブアメリカンの暮らし
ルイセーニョ族が生活する際につかっていた道具などが飾られています。とてもシンプルですが、自然と調和して生活していた様子が垣間見えます。
スペイン占領時代
スペイン人宣教師が渡航時に持参されたものなども含め、多くの古いものが展示されています。その他、スペイン人はネイティブアメリカンのルイセーニョ族と言語が通じないので、絵をつかって”母親から子供への愛情”を伝えたそうです。
美しい中庭
ミュージアムに入った人は、経路の途中で中庭に出ます。噴水やベンチ、木、色とりどりのお花があり、とてもリラックスできました。
オリジナル文書&リンカーンの直筆サイン
アメリカ政府が、カリフォルニア・カトリック教会にミッション・サン・ルイス教会を返還したときのオリジナル文書が飾られています。エイブラハム・リンカーンの直筆サインも見受けられます。この台にアナウンスの機能がついていて、説明が流れていました。
ショップ(お土産屋さん)
ミュージアムの入口とおなじところから入って、右側がミュージアム、左側にショップがあります。
やはり教会なので、主にクリスチャン関連のグッズが多いです。バイブル(聖書)や、クロスをモチーフとしたものなど。「オーシャンサイド」や「サンディエゴ」のポストカードなども多少売っています。
サン・ルイス・レイ教会
礼拝堂
曜日や時期によって、ミサが行われていたり、その他イベントが開催されていることもあります。クリスチャンでない方が入場することもできますが、静かに&邪魔にならないよう配慮しましょう。
礼拝堂は、天井が高く、また壁に描かれれている模様の色使いなどがとてもかわいかったです。
お墓
礼拝堂の左側(東)には、お墓があります。見学させていただく場合は、歩いて良い場所と歩くべきでない場所をしっかり確認しましょう。
ガーデン&ペッパーツリー
どこにあるかわかりにくいですが、教会の入り口よりもっと奥に(トイレの標識を目指す)、ガーデンがあります。こちらは、柵の外からですが、中をみることができます。
カリフォルニアで1番古いペッパーツリー
右奥にある木は、カリフォルニアで初めて植えられたペッパーツリー。背はそんなに高くないですが、横に広がるように枝葉があり大きくみえます。
観光お役立ち情報:ミッション・サン・ルイス・レイ教会
私は平日に訪れましたが、小学生くらいの子供がたくさんいました。学校やその他の行事で、フィールドワーク(課外学習)として訪れているようです。
休日は、日曜日はミサが開催されますし、週末にお墓参りなどにいらっしゃる方も多いそうです。
駐車場
教会の前にたくさん駐車スペースがあります。建物の近くはコンクリート、離れると砂利道です。
見学の所要時間
だいたい1時間ほど。混み具合にもよりますが、ミュージアムは30分〜40分ほどで回れると思います。
トイレ
私が見た限り、ガーデンの隣が唯一のトイレだったので、必要な方はこちらを利用できます。
サンディエゴは、カリフォルニア発祥の地とも言われており、オールドタウンをはじめ歴史を感じられるところが多いです。オーシャンサイドのほうへ行く際は、ぜひサン・ルイス・レイ教会に寄ってみてはいかがでしょうか。